【6月定例会一般質問報告①】

福祉介護人材の確保と地域定着について

 

 

遅くなりましたが、6月定例会で行われた町議会定例会での一般質問について報告です。

 

今回は、町民の皆さまの生活に直結する重要なテーマ、「福祉介護人材の確保と地域定着」について質問しました。

 

 

―介護の未来のためにー

 

全国的に福祉介護人材不足が深刻化している中、高齢化が進む本町においても、この問題は喫緊の課題です。町では、様々な取り組みが行われていますが、少子化の影響で人材確保はますます困難になることが予想されるなか、より積極的な町としての役割が重要だと考え質問しました。

 

 

町長からは、外国人介護福祉人材育成支援協議会と連携した奨学金支援、福祉施設の整備支援、疾病予防や介護予防の推進、社会福祉協議会による地域福祉活動支援、そして、運営法人への意見交換などの取組みついて言及されました。

また、運営法人や施設の自主的な取り組みの重要性を指摘しながらも、行政としてできる限りの支援を行い、高齢者の方々が必要な福祉サービスを適切に受けることができるよう、検討を重ねていきたいとの答弁がありました。

 

 

―希望を胸に、未来へー

 

今回の町長の答弁を聞いて、福祉介護人材の確保と地域定着について、町としても危機感を持ち、今後も様々な取り組みを進めていく考えがあることが理解できました。

介護職員の生活環境の改善や、高校との連携強化により町内で働きたいと思える環境づくり、そして、介護初任者研修の町民向け展開などの質問に対し、前向きな姿勢を示してくれたことは大変心強く感じています。

 

一方で、地域定着のために経済的なインセンティブを与えることについては、今後の検討課題として残りました。介護の仕事に従事することへの経済的な魅力を高めることは、人材確保・定着のために重要な要素の一つであり、町として前向きに検討して頂きたいと願うところです。

 

将来を見据え、介護を必要とする人が、必要な時に必要なサービスを受けられるようにするために、町はどのような役割を果たしていくべきか。行政・事業者・地域住民を巻き込んだ、より積極的な取り組みを進めていく重要性を感じました。

 

 

今後も、町民の皆さまの声を聞きながら、議会活動を通して、誰もが安心して暮らせるまちづくりに貢献してまいります。

ご意見やご要望がありましたら、お気軽にコメント欄にお寄せください。

 

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